Ditto、スワイプを使わずAIが大学生のデートを設定

Ditto、スワイプを使わずAIが大学生のデートを設定
画像:Ditto公式サイトより

TechCrunch(テッククランチ)は2026年8月6日、Ditto(ディトー)など大学生向けデーティングサービスが、スワイプではなくテキスト登録とAIマッチングでデートを組む方式へ移っていると報じた。Dittoの利用者は特定のiMessage番号にコードを添えてテキストを送るだけで登録し、AIは表面的な趣味ではなく性格特性の深い共通点をもとにマッチングする。毎週水曜午後7時には、日時・場所まで決まった1件のデート情報が利用者に直接届く。

例えば、屋外スポーツを好む学生とヒップホップやストリートウェアを好む学生のように趣味の系統が違っていても、ともに冒険心が強く個人主義的な性格であれば、AIはマッチング対象と見なす。

TechCrunchによると、Dittoはカリフォルニア大学バークレー校を中退したAllen Wang氏とEric Liu氏が共同創業した。同社は2026年2月3日、Peak XV Partnersが主導するシードラウンドで920万ドルを調達したと発表した。投資家にはGradient、Scribble Ventures、Alumni Ventures、Llama Ventureが名を連ねている。

Ditto共同創業者のAllen Wang氏は2026年8月、TechCrunchの取材に対し、サインアップ数が15万件に達し、フルタイム従業員は12名だと説明した。

2026年8月9日時点で、Ditto公式サイトは161,465人以上の学生が参加し、100校以上の大学で展開していると自社発表している。これまでに12,000件以上のデートが成立し、マッチ率65%、満足度92%だとしている。

もっとも、Ditto共同創業者兼CEOのWang氏は、同社が組んだマッチのうち実際のデートに至るのは約20%にとどまると述べている。

Tinderの利用者減少を背景に広がる非スワイプ型

TechCrunchによると、Tinderの2025年第4四半期の新規登録は前年比5%減、月間アクティブユーザーは前年比9%減となった。Tinderはこれと同時期、スワイプ疲れに対応するAI機能「Chemistry」をオーストラリアで試験導入している。

Hingeの創業者Justin McLeod氏は2026年7月14日、新サービス「Overtone」の立ち上げに向けて1800万ドルを調達したとTechCrunchが報じた。Overtoneはスワイプ機能を排除し、音声を軸にAIが厳選した紹介を行う設計だ。投資家にはMatch Group、FirstMark Capital、Pace Capitalが加わり、関係性の専門家Esther Perel氏も取締役会に参加した。

ロンドン拠点の20代の共同創業者らが手がけるコネクションアプリ「Sonder」も、ムードボード風の非構造化プロフィールを採用している。同社は外部資金調達をせず、ロンドンで約6,500人の利用者を獲得したとTechCrunchが報じた。

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